泉の底 | やすみやすみ
泉の底

泉の底

仕事はしてても、心ここにあらずという感じ。
夜は胃がひりひりして、ご飯が食べられない。

起こったことは正しい、仕方がないと人は言う。でもいつも気まずい、苦い思いだけが胸の底に残って澱みになる。

時間が経てば泉は浄化されるものでもない。
どうにかしたくても、どうにもならない。

ただ、今は澱みの中で潜むことしかできない。